飲料の包装

ペットボトル飲料と呼ばれるものは、当然ペットボトルに入っているわけですが、これに使われているのがPET樹脂というものです。
PET樹脂というのは、ある程度ガスバリア性を持っているそうです。
そのため、炭酸飲料、果汁飲料、コーヒー、茶飲料などにはPET単層のボトルが使われているそうです。

けれどビールやワインとなると単層PETボトルでは十分な日持ちはしないそうです。
そのため、ビールやワインなどには酸素バリアを良好にするため、PET/EVOH系やPET/MXD6ナイロン系の多層ボトルが採用されるそうです。

 

一方で、単体PETボトルにシリカやアモルファスカーボン膜などの透明ガスバリアコーティングをしたボトルも開発され、店頭に並ぶことも多くなったそうです。

PEN樹脂は、PET樹脂に比べてガスバリア性が優れているそうです。耐熱性も耐加水生分解性にも優れているということで、ビールのリターナブルボトルとして適用されているところもあるそうです。

 

プラスチックの包装材料を食品保存容器として使用するためには、ガスバリア性をつけなければならいそうです。
現在はアルミ箔やスチール箔などのガスを透過しない材料と複合化する方法があるそうです。

また、すべてをプラスチックで構成することもできるそうです。
その場合は、エチレンビニルアルコール共重合体のようなガスバリア性樹脂と多層化する方法があるそうです。

 

ただ、金属箔のようなガスを透過しない材料を使用したとしても、密封された中に酸素が残っていたら内の食品に影響してしまうかと思います。

それを除去するために脱酸素剤などを封入して包装する技法があるそうです。
脱酸素剤は、粉状の酸化されやすい物質を通気性の小袋に入れたものです。
最近ではシート状のものもあるそうです。