難しい常温長期期間の保存

もっとも困難な保存技法は、常温長期期間の保存・流通だそうです。

適度の水分と栄養分は、細菌類の絶好の生育条件となるそうです。

常温長期間、保存するには、細菌類の繁殖を抑えなければならないそうです。

細菌類の繁殖を抑えるために昔は、乾燥、塩蔵、糖蔵、燻製、酢漬けなどがあったそうです。

これらの伝統的な保存技法は、現代ではなかなか受け入れられないそうです。

塩分や糖分のとりすぎによる健康被害などが叫ばれているためだと思います。

現在は、常温長期間保存するためには、加熱殺菌、照射殺菌、薬品殺菌、クリーンルームでの包装作業、脱酸素剤を用いた包装技法が採用されているそうです。これらによって食品の保存性は高められているそうです。

生活者へ提供する食品のシェルフライフ情報は、製造日表示から期限表示に変更されたそうです。

消費者は、製造日表示ということで、商品を新しい日付から購買するというクセが付いていると思います。

そのため充分に美味しさや安全性が保たれているにも拘わらず、日付が古いだけで破棄されているということがあるかと思います。

これは資源の無駄遣いにもなりますし、日本の問題である食品ロスの大きな原因であるといえると思います。

期限表示に変更してからは、安心して食べられる期間を「賞味期限」として表示しているそうです。

ただし、おおむね5日以内のシェルフライフの短い日配食品表示は、「消費期限」を表示しているそうです。

包装には保護性が求められますが、こうした保存できる期間が伸ばすことができるものも要求されているかと思います。

最近では家庭で酢漬けや燻製など保存食を作ったりするのも流行したりしています。

食品ロスは企業だけではなく国民ひとりひとりが取り組んでいく問題だともいえるかと思います。