油菓子、ポテトチップスや緑茶、また、削り節といった乾燥食品は、保存している最中に、油脂や色素、ビタミンなどの酸化、還元糖とアミノ酸により褐変反応などで異臭が発生して風味が変化してしまうことがあります。このような食品は、包装をすることで、酸素や光線を遮断して、ガス置換包装や脱酸素剤封入包装、また酸化防止剤の添加といったことによって、酸化による風味の劣化を防止するようにします。包材自身や環境の臭いが食品に移ることがあります。包装のせいで、風味が低下してしまう場合もあります。また環境の臭いが食品に移ってしまうことがあります。臭いを通さない低臭の包材で食品を包装することが大事です。環境の異臭にも気を配ることが大切です。臭い成分の包材への収着にも注意が必要です。