ハイバリアフィルムというものがあります。それは、固体だけでなく、水蒸気や酸素という気体さえも通過させないという、かなり密閉性の高いフィルムのことです。食品包装に用いられるのはもちろんのこと、現在では有機ELディスプレイにも用いられています。

実は、ハイバリアフィルムの開発においては、日本が世界をリードしています。今後の海外市場において、供給を担うことができれば、日本の経済的柱になってくれること間違いなしです。

経済的に重要なだけでなく、使用用途的にも重要です。今後、液晶よりも有機ELが主流になっていくことは間違いないため、そこでどれだけ存在感を発揮できるかが、ハイバリアフィルムの発展の鍵になっています。

国内市場においても、海外市場においても、まだそこまでの存在感を発揮できていないため、今後に期待です。ぜひハイバリアフィルムについて知り、応援しましょう。