脱酸素をするために②

脱酸素をするのは食品にとってとても重要なことだそうです。
金属やガラスの容器は酸素が入るということはないと思いますが、重かったり割れたりと使い勝手がいいとはいえないと思います。
酸素吸収性容器というのは、外部から酸素の侵入を抑えるだけではなく、内部の酸素も除去できる仕組みだそうです。
そのため、内容物を封入したときに入ってしまった酸素も除去してくれるそうです。

 

包装するときに酸素吸収能力をもつ脱酸素剤を入れて、ガスバリア性の包材を使用すれば、酸素吸収性容器と同じような効果が得られるということのようです。
脱酸素剤封入包装をしているものとして、お菓子類、お餅、ご飯類、加工食品、調味料、生鮮食品など、広い範囲のもので適用されているそうです。
液体の食品や調味料の方は、酸素吸収性包材を使用することで脱酸素剤を封入することが可能になるということです。

 

脱酸素剤は、鉄分や硫酸鉄などで脱酸素剤を開発したのが始まりだそうです。
いろいろな原理で開発は進んだそうです。

1960年にはアメリカでグルコースオキシダーゼ酵素を使った方法が実用的なものとして広く知られるようになったそうです。

1970年には、積層フィルムの間にパラジウム触媒を挟んで、包装系内に窒素と水素を封入して、残っている酸素と水素を反応させて取り除く方法が開発されたそうです。ただ、反応性やコストの高さからあまり普及はしなかったそうです。
日本ではケプロンというものが脱酸素剤の最初の製品だそうです。
反応性が高すぎたり、熱に反応したりと、保存性や安全性に問題があったようなので、普及には至りませんでした。

1977年にはこれらの欠点を克服した鉄系の脱酸素剤が開発されて、価格も安く、安全で取扱安いということで、普及したそうです。