IJPのマーケットと課題について

大文字のインクジェットプリンターは小文字用の動向と同じで、堅調な需要トレンドとなっています。主な市場の牽引役となっているのが、サーマル方式の低価格プリンターです。コストパフォーマンスが優れているということと使い勝手の良さが人気となっています。市場での評価もとても高く、これまで課題となっていたインクバリエーションの方もフィルムやコート紙などに印字できる速乾性を備えた特殊インクといったものの提案も確実に増えています。サプライヤーの動向も注目されます。ピエゾ方式という大文字用IJPについても導入コストの低価格化に加えてトレーサビリティーを構築する上での端末としての有用性も高いということで、需要の裾野の広さに期待されています。また大文字用では、ダンボールケースのムジカなど印刷やラベルの代替としてのローコストオペレーションということで、UV硬化型インクによるフルカラーインクジェットプリンターといった印字ソリューションの新提案などが活発にされているのも注目されています。現在のところ、生産者の製造責任を問うといった社会的意識が広がっています。品質管理といったものを消費者にわかってもらうため表示をする。それが安心を担保するという意味でも、インクジェットプリンターのシステム投資は当たり前のことといえるのです。表示の信頼性を担保するためのデジタルプリンターを導入する動きは、情報管理の高度化に伴うマーキング、そしてコーディングシステムの導入や更新といったものは、食品などの業界だけでなく幅広い産業分野もこれらの導入するといった良い流れが今後も続くと思われています。安全、安心意識を背景に伸びる分野といえるようです。