余剰設備を活用できるチャンスに

製紙メーカーは水性コーティングの余剰設備を抱えていると言われています。これを活用できる新たな機能性バリアコーティング領域はまさに救いの神といえます。南アフリカの紙パルプメーカーだったSappiという会社は、2008年にフィンランド、スイス、ドイツの製紙メーカーの買収により世界市場に進出しました。現在では、南アフリカ、欧州、北米に生産拠点を持つ世界大手の紙パルプメーカーとなっています。溶解パルプでは世界のトップメーカーです。ドイツのAlfeld工場が特殊の生産拠点で、抄紙機5ラインにより生産能力30万トン/年とのことです。アルミ蒸着やPE/PVDCコーティングなどの後加工用原紙に加えて、特筆されるのが軟包装向け機能性バリア特殊紙です。後加工が不要であることから印刷と製袋後、ただちに包装工程に送ることができます。