科学的性質で、濡れ性というのも、またフレキシブル包装用フィルムのとても重要な性質となります。
これは非常に難しい事象なのだそうです。「物質の表面には悪魔が住んでいる(byビッカーマン)」という言葉あるそうです。表面が性質、スリップ性、濡れ性、接着性、帯電性などなどいろいろな性質があって説明がしずらいそうです。接着剤がフィルム表面を濡らさないと「はじき現象」が起こってしまい、接着力がでてこないそうです。
また、コーティングでも均一なコーティングができないことになるそうです。
濡れ性には、三つあります。拡張濡れ、浸漬濡れ、付着濡れです。グラビア印刷だと、フィルムに乗ったインキが付いてから広がっては困るので、浸漬濡れが良いそうです。接着剤をグラビア版で塗った場合は、拡張濡れによって接着剤がフィルム前面に広がる方がいいそうです。