袋に穴が空いている商品を見たことがあるかもしれません。どうして空いているのだろうと不思議に思われた方もいらっしゃるでしょう。

この袋穴には意味があります。どんな商品に多いかというと野菜や果物です。
野菜や果物は収穫されて袋詰めされてからも呼吸をしています。この野菜や果物の呼吸によって、蒸れや曇りが発生します。

蒸れやすい野菜や果物を穴のない袋に入れると、傷んだり、腐ったりする原因になります。また色の変化も起こりやすいので、見た目に大きな影響がでてしまいます。
なるべく収穫したての状態を維持するために、袋穴は必須なのです。

野菜や果物は見た目で買うかどうか判断している人がほとんどです。曇ったりして野菜の様子がわからないと、消費者は不安になり、買う気を失ってしまいます。
野菜の新鮮な見栄えが保てるように、袋穴は必要です。